とにかく長いミーティング問題
私が、日本の部活動で一番身近に変えたいなと思うのが
【長すぎるミーティング問題】
です笑
バレー界だけじゃないと思うんですこの問題。
中学生の部活指導現場を見ると、いちいちミーティングが長い部活がほとんど。
それを見るたびに
「そんなに話すことある?!」
って私は思うんですね。
ダラダラと長いミーティングで特徴的なのが
●話の内容やポイントがまとまってない
●指導者が一方的に話す
●とにかく話が面白くない
が多いんじゃないかなと
もう、話してる自分に酔ってるよね。
指導者、伝え手側の工夫がなさすぎるなと
聞く人がちゃんと聞けみたいな文化ですよね。
いや、伝える側に問題があるんだよ!とも言えないし、それを知ったのも私が専門学校に通い始めてからでした。
私が「これって伝え手の責任じゃね?」って思えるようになってからは、もう違う視点で見えているのですが、現場にいる選手はまだその洗脳を受け続けているような。
ちなみに
私がするミーティングは
1. 長くて5分
2.面白そうな話題を具体例でくっつける。
3.選手に話を振る
4.改善ポイントは3〜4つまで
を意識しています。
話を飽きないで聞いてられる時間は多分で5分くらいかなと。
また、耳から入る情報は10%未満なので本当に大切な話は動画とか、資料として作った方が効果的かなと。
毎回そんなミーティングはできないですが、そんなに言うことがない時はとにかく飽きないように
話を短くするか、世間話とかでコミュニケーションを取る時間に切り替えてます。
要は「この指導者の話、毎回長いよなー」とは絶対に思われないようにしてるんです。
そう思われてしまったら最後、本当に言いたいことがあっても聞いてもらえなくなるので。
この問題で何が本質的なことかなと考えた時に、指導者自身がまとめきれてないんじゃないかなと思うんです。
・言ってることが、少しずつズレていったり、
・解決できる問題とそもそも環境的にどうしようもない問題をくっ付けたり
・自分の個人的な内容を話したり
などなど脱線する内容があって、それを聞く側としてはたまったものではないんですね。
んで、分かってる指導者の方は大体若い方なんですね。
多分その辺のセンサーが敏感なのか、そのような文化に染まりきってないのか分かりませんが。
また、ミーティングなので「選手も話す」文化を作りたいんですね。
(というかそれがマストです)
聞いてるだけだと集中力は落ちるし、一番は理解度が全然違う。
そうなってくると大事なのが指導者が上手く話を回すとか、まとめるとかの能力も必要なのかなと。
一番はトップ企業の社内会議とかを選手に見せて、このぐらいの討論しようぜみたいなお手本を見せれたらベストですね。
まだ日本の部活動的価値観の文化では、選手が話す文化が出来てないし、指導者崇拝的な感覚がまだ根深いのでここから変えていかないとなとはつくづく思います。
とりあえずみんなで問題点を共有して、作り上げていく作業をしていかないと、飽きるし本当の意味でのミーティングは出来ないと思うんですね。
伝え手側の努力として、伝え方の本を読んだり、【TED】を見たりして伝え方を学ぶことが大切かなと思うんです。
長い無意味なミーティングから変えていくことが、部活動としての価値を高めることに繋がるのかなと。
まとめると、ミーティングする時間を短くしていけたら、集中力も無駄なところで使わなくて良くなるよねって話でした!